ヒトゲノム研究倫理を考える会について

近年、ゲノムを解析する技術が急速に発展しており、ヒトの健康や病気とゲノムとの関係を知るための様々な研究が、活発に行われています。GSユニットでは、そのような研究の倫理審査にかかわる委員・事務局の方や、研究に興味をお持ちの方を対象に、新しいゲノム解析技術を紹介するとともに、この新技術がもたらす倫理的・法的・社会的課題(Ethical,Legal,and Social issues:ELSI)に関する情報や意見を共有する場として、「ヒトゲノム研究倫理を考える会」(略称:考える会)を開催しています。毎年新たなテーマを取り上げる予定ですので、ぜひご参加下さい。

平成29年度

「ヒトゲノム研究倫理を考える会」第2部市民公開シンポジウム
-ゲノム社会の現在(いま)、そして未来─ゲノムデータをどう活かすか─

日時:2017年10月9日(月・祝)
会場:グランフロント大阪北館タワーB 10階(大阪府大阪市北区大深町3-1)

2017年は、改正個人情報保護法が全面施行され、それに合わせて、研究理旨指針も改正されたため、遺伝子情報やゲノム情報の取り扱いが大きく変わる年になりました。
考える会では、施行後の現状や、遺伝情報やゲノム情報をめぐる課題のうち特に遺伝子差別の問題について議論しました。新しいゲノム解析技術としては、メタゲノム解析と遺伝統計学の進展を取り上げました。

平成28年度

ヒトゲノム研究倫理を考える会

日時:2016年10月1日(土)13:00~17:00
会場:日本橋ライフサイエンスビルディング201大会議室
(東京都中央区日本橋本町2‐3‐11)

個人情報保護法を改正する法律が前年(平成27年)に成立し、その施行(平成29年)を控えて研究倫理指針の見直しが行われました。考える会では、法改正や指針見直しのポイントを取り上げ、研究現場でどのような対応が必要かといった点を検討しました。また、1分子シーケンサーなどの新しいゲノム解析技術についても紹介しました。